2016年1月

学校だより

「新しい年、目標をもって取り組もう」
                                  校長 長谷川 弘司

 先週は、インフルエンザ等の流行のため、急に2年と4年を学年閉鎖としましたが、対応につきましてご理解とご協力をいただきありがとうございました。現在は小康状態となっています(29日の欠席状況は全校で6名うちインフルエンザ罹患1名)。島内ではまだまだインフルエンザの流行がみられる学校や保育園がありますので予防(手洗い、うがい、換気)並びに子供たちの健康管理についてご協力をよろしくお願いいたします。
 さて、3学期がスタートして3週間となりました。新しい年を迎えて子供たち一人一人が目標や決意をしっかりともって学校生活を送っています。各教室には新年のちかいが掲示してあります。「大きな声であいさつをする。」や「朝は6時に起きて、夜は9時にねる」などの生活についてのもの、また、「毎日、家で30分学習するようにがんばりたい。」や、「宿題のほか、自主学習を週2日取り組む」など家庭学習についてのもの、そして、「今年は最高学年なので下級生を引っ張っていきたい。」という学年に応じたものなどがあります。一人一人が今の自分をよりよくしようと考えて決めていることがとてもよく分かります。
 3学期の始業式には、「1年の計は元旦にあり」という言葉を紹介しました。この言葉の由来は二つあるそうです。その一つが戦国時代の武将 毛利元就 の言葉に由来するものだそうです。毛利元就の言葉は「一年の計は春にあり、一月の計はついたちにあり、一日の計は一番鶏が鳴く早朝にあり」というものです。物事を始めるときには、目標や計画をしっかり立てて臨むことが大切であるという意味です。1年の大きなもの、そして、月ごとのもの、そして1日1日を意識して生活を送ることの大切さを説いています。大きな目標のために、毎日どんなことをしていけばよいのかを考えながら過ごしていきたいものです。私は数字を入れた3つの目標を立てたことを子供たちに紹介しました。それは、「毎日、家で1時間読書をする。食事を1日3食しっかり食べる。1日10000歩を歩く。」です。とても単純で分かりやすいものです。数字を入れてありますので達成できた日には数値を書いたりチェックを入れたりしています。自分で達成しているかどうかを確認することはとても励みになります。日々の生活で目標を意識し実現できるように過ごしたいと思っています。
 12日には体育館で書き初め大会を行いました。寒い中でしたが、子供たちは集中して取り組んでいました。新年の決意があらわれている様子でした。1年間、新たな思いを継続して持ち続けてほしいと願っています。